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スーパーゲームボーイ リンク集

ゲームボーイと同等の環境を用意し、同ハードのゲームをプレイすることができる。本来のゲームボーイは白黒4階調で表示されるが、スーパーゲームボーイでは4階調をそれぞれ任意の色に置き換えてテレビ画面上に映すことができる。希望小売価格は6,800円。 1998年1月30日には、スーパーゲームボーイにはついていなかった通信端子を搭載し、初代で起こっていた本来より動作速度が速い症状(詳細は後述)が改善された「スーパーゲームボーイ2」が発売された。コネクタのサイズはゲームボーイポケットと同じ物であり、完全にゲームボーイポケットと同一環境である。また、ゲームボーイプレーヤーともゲームボーイポケット用ケーブルで通信ができるので、SFCとGCが唯一繋がる手段でもある。希望小売価格は5,800円。 どちらのハードも、実際のゲーム画面とテレビ画面のサイズの違いからゲーム画面の周囲に空きができるが、この部分にスーパーゲームボーイの側でいくつかの模様の中から1つを選んで枠を付けることができる。この枠をピクチャーフレームという。 『ドンキーコング』など、一部のスーパーゲームボーイ対応タイトルでは、スーパーゲームボーイ上で動作させると、ゲームボーイで動作させたときよりも音質が向上したり追加音声が出るものや、通常の4階調それぞれに色を割り当てるのではなく、ゲームソフト側で登録されている多色カラー表示ができるものもある。ピクチャーフレームも独自のものが表示可能。 さらに、対応したソフトであれば、他のゲームボーイ本体との接続を必要とせずに、スーパーゲームボーイとスーパーファミコン、対応ソフト1本を揃えるだけで2人同時プレイを実現する機能も用意された。この機能は各プレイヤーごとに別の画面を用意する必要のない対戦型格闘ゲームやパズルゲームの一部で採用されている。 しかし、ゲームボーイカラー発売前のハードであったため、カラー専用ソフトには対応しておらず、起動はできない。また、カラー対応ソフトを使用した場合もゲームボーイカラー時の配色ではなく、スーパーゲームボーイの機能による擬似カラー割り当てでの動作のみとなっている。単体で画面のカラー化を実現したゲームボーイカラー発売後にはスーパーゲームボーイの役割は終えたと判断され、対応ソフトは減少した。

LボタンとRボタンを同時押しすると画面下に「システムウインドウ」と呼ばれるメニュー画面が現れ、この中のアイコンを選択することで色や枠、操作方法の設定ができる。このウインドウはスーパーファミコンマウスでも操作可能である。 カラーパターン あらかじめ用意された32種類のカラーパターンと「マイカラー」で作成したカラーパターンから任意の配色を選択できる。スーパーゲームボーイ対応ソフト使用時にはゲーム側で用意されたカラーパターンで表示されるが、一部の例外を除いて変更が可能。スーパーゲームボーイ非対応ソフトでも任天堂発売のソフトであれば特定のカラーパターンが自動選択されて表示される。 ピクチャーフレーム あらかじめ用意されている9種類のピクチャーフレームから任意のフレームを選択できる。スーパーゲームボーイ対応ソフト使用時にはゲーム側で用意されたピクチャーフレームが表示される。スーパーゲームボーイ2では本体内蔵のピクチャーフレームが一新されたが、全体が黒いフレームを選び下記のコマンドを使用することで旧ピクチャーフレームも使用できる。 なお、特定のフレームを選択してシステムウインドウを閉じ、ボタンに一切触らず(ゲームもプレイしないで)しばらく放置するか、またはシステムウインドウを閉じた直後に、1P側のコントローラで「 L L L L R 」と入力することで、フレームのアニメーションを見ることができる。特定のフレームではマリオ達が出現する。 ボタン設定 スーパーファミコンのBボタンにゲームボーイのA、Bボタンのどちらを割り当てるかを選択する。なお、どちらのタイプでも、Yボタンは常にBボタン、Aボタンは常にAボタンとして扱われる。 タイプA BボタンをゲームボーイのAボタンに割り当てる。YボタンをB、BボタンをAとして使用する4つのボタンのコントローラタイプの操作形態。 タイプB BボタンをゲームボーイのBボタンに割り当てる。そのままBボタンをB、AボタンをAとして使用する。 電源投入時はタイプB(B→Bボタン)に割り当てられている。 マイカラー ゲームボーイで使用されているモノクロ4階調に好みの色を割り振り、ゲーム画面のカラー化を行う。配色の保存はできないが、画面上に表示される 12桁のパスワードを記録し再入力することで同一の配色を再現できる。説明書にはこのパスワードを記入するためのページが用意された。 複数の階調に同じ色を割り振ることも可能である。例えば文字とその背景の色を同じにすることで文字を見えなくすることができ、ある種のやり込みプレイに使用した者もいる。 らくがき 専用のピクチャーフレームに落書きをすることができる。ピクチャーフレームの部分だけでなくゲーム画面の上へ重ねて落書きをするよう設定することも可能である。ただし絵の保存はできない。 スタッフロール 「R R R L L L R R R R R R R」と入力することでスタッフロールを見ることができる。スーパーゲームボーイとスーパーゲームボーイ2ではBGMが異なる。 この他、ゲームの実行速度を変更してプレイする隠しモードが存在する。ただし、切り替えるためにはホリ電機のスーパーゲームボーイ専用コントローラ「SGBコマンダー」が必要である。

スーパーゲームボーイ対応ソフトは従来のゲームボーイでもモノクロ表示のまま使用できるが、スーパーゲームボーイで使用することで画面のカラー化、専用ピクチャーフレームの表示、スーパーファミコンの内蔵音源で再生された音声による音質の向上などといった機能が付加された状態で利用できる。日本国内における対応第1弾ソフトはスーパーゲームボーイ本体と同時発売された『ドンキーコング』と『テトリスフラッシュ』であった。 通常対応ソフトではソフト固有のカラーパターンとピクチャーフレームの両方が用意されており、ゲーム中にそれらを本体内蔵の物へ変更することも可能である。ただしごく一部にはカラーパターンまたはピクチャーフレームのどちらか一方が用意されていないといったソフトや、メニュー画面のうちボタン設定以外のアイコンが利用できずにソフト固有のカラーパターンとピクチャーフレームの使用を強制されるといったソフトも存在する。 スーパーゲームボーイを使用した際、ゲーム画面部では最大13色までのカラー表示が可能であった。しかし対応ソフトのほとんどはゲームボーイのモノクロ4階調にそれぞれ色を割り振り、場面の切り替えに応じてその4色が変化するだけのいわば「4色擬似カラー表示」となり、完全な13色カラー表示を実現したソフトは数えるほどしか発売されていない。またスーパーゲームボーイ対応ソフトをゲームボーイカラー以降の本体で使用してもスーパーゲームボーイ使用時の色では表示されない。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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